・温湯浸法とは


 ・湯芽工房使い方

湯芽工房(催芽機)
 ・YS−200L
 ・YS−500P

湯芽工房(専用機)
 ・YS−101S
 ・YS−201
 ・YS−501

チェーンブロック付
 ・YS−501SET

施設向け湯芽工房
 ・YS-1000A1SET
 ・YS-1000EX
 ・YS-1500EX
 ・YS-3500




湯芽工房の使い方

《厳守事項》・温湯浸法は乾燥モミで行うこと。

1.塩水選

重く充実した種モミを選びます。
          必ず比重は1.13以上で行って下さい。

塩水選を徹底させることにより病気の予防にもなります。

2.水洗い/水切り


よく水洗いを行い、種モミから塩分を取り除きます。
水洗い後、十分に水切りをします。

3.風 乾

種モミを天日に広げて完全に乾かします
          (2〜3日・水分約15%位まで)


乾燥が不十分だと発芽不良を引き起こします。

4.袋詰め

アミ袋の1/2を目安に袋詰めをします。


アミ袋は余裕のあるもの(10kg位入るもの)を使用してください。
入れすぎは、消毒効果の低下や発芽ムラの原因になります。

5.水を張る

水またはお湯(60℃以下)を
          180リットル(YS-200L)まで入れます。



6.水温を60℃にセット

設定水温を60℃にセットし、保温パネルでふたをして、
60℃になるまで3〜4時間待ちます。


最初からお湯を入れておけば時間の短縮になります。

7.時間を10分にセット


タイマーの設定を10分にセットします。
          (スイッチはまだ入れません。)


8.殺菌処理準備

1回に2袋、浸漬カゴに入れます。


水温が下がり過ぎるので、
          浸漬カゴに種モミを入れ過ぎないで下さい。


9.殺菌開始

浸漬カゴをお湯の中に沈めながら2〜3回上下に揺さぶり、
アミ袋の中に素早くお湯が行き渡るようにしながら、
噴射装置の真上にくる様に置きます。



10.タイマースイッチを
            押す

タイマースイッチを押すと、
     動作ランプが点滅し、カウントダウンが始まります。
保温パネルでふたをして、所定の時間まで殺菌させます。



11.殺菌終了


ブザーで知らせます。
タイマースイッチを押してブザーを止めます。

12.冷 却

ただちに浸漬カゴを上げ、種モミを流水中で冷却します。



 処理後の保存

流水中で冷却後、すぐに浸種しない場合は、種モミを袋から出し、
十分に乾燥(水分含有率15%程度)後、冷涼な場所に
保管することにより、3ヶ月までは発芽に影響は出ません。

温湯殺菌の注意事項
 ・ 新しく保存状態の良い健全種子を使用して下さい。
 (比重1.13以上のもの、あるいは粒径2.2mm以上のもの)

 ・ 温湯殺菌に使う種モミは、必ず水分15%以下の乾モミを使って下さい。
濡れた種モミで行うと発芽不良の原因となります。

 ・ 1回あたりの殺菌量は、規定量を厳守して下さい。
入れ過ぎは、消毒効果の低下の原因となります。

 ・ 温湯種子消毒は、60℃10分間を厳守して下さい。
品種によっては、60℃10分間でも発芽率が90%を下回る場合があります。
不明な品種の場合、普及指導機関等に問い合わせて下さい。
特に、陸稲・モチの場合は、60℃10分間では発芽への影響が大きいため
60℃6分間殺菌、殺菌量は通常の半分で行って下さい。

温湯殺菌後の注意事項
 ・ 冷却後すぐに浸種しない場合は、日陰で充分に乾燥(15%以下)してから保存して下さい。(乾燥が不充分ですと、カビの発生の恐れがあります。)
充分に乾燥後、春先なら通気性の良い温度変化の少ない場所で1ヶ月、15℃以下の低温下で3ヶ月程度は保存できます。

 ・ 温湯殺菌した種モミは、化学農薬による消毒と異なり、殺菌後の感染に対して無防備です。殺菌後は絶対に病原菌等に接触しないように注意して下さい。
浸種する際は、温湯殺菌した種モミと、薬剤殺菌した種モミや殺菌していない種モミを
同じ容器で浸種しないで下さい。

 ・ 温湯殺菌後の種モミ保存のため乾燥させる場合は、消毒済みのシート類を使用して下さい。
育苗箱や苗箱・アミ袋・播種機・浸種用の容器など、育苗に関する資材は新しい物をしようするか、
消毒を行なってから使用してください。
前年に病害が発生した場合、育苗に関する資材全てに菌が残っている可能性があります。

 ・ 温湯殺菌した種モミは、きれいな水で充分に浸種して下さい。
2日に1回は水を交換し、水温が高くならないように(15℃以下)注意して下さい。
浸種作業から催芽作業へ進む場合は、必ず水を交換して下さい。

 ・ 育苗初期までは温度管理に留意し、30℃以上の高温には長時間遭遇させないで下さい。

 ・ 種子伝染性病害虫には、温湯殺菌の効果はありますが、土壌伝染性の病害に対する殺菌効果はありません。
特に、水田土や山土を育苗土に用いる場合には、防除基準に準じて防除して下さい。

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